We Love Sports バドミントン 山口 茜さん

勝ち負けよりも
楽しみながらチャレンジを

まずは自分自身が楽しみたい
私がラケットを持ち始めたのは3歳の頃でした。2人の兄がバドミントンをやっていたので、その影響で自然に始め、5歳からスポーツクラブで練習するようになりました。だんだんとシャトルを打てるようになったり、ラリーが続くようになったり、できることが増えていくのが楽しくて夢中になりました。
勝負の世界である以上、結果はもちろん重要ですが、自分自身が楽しむことを一番大切にしてきました。勝ち負けを意識し過ぎるとプレーが小さくなり、思い切ったプレーができなくなりますし、勝つことよりも『こんなプレーをしたい』『そのためにもっとうまくなりたい』というモチベーションで練習や試合に臨んでいます。自分自身の自由な発想と理想のプレーを体現するために、楽しみながらチャレンジしていきたいですね。
ストレスをためないことが大事
バドミントンはスピード感のあるラリーが特徴です。速くて豪快なスマッシュだけでなく、コースを狙うコントロールやラケットタッチの繊細さ、対人競技ならではの駆け引きなどが見どころ。私自身は、相手の意表をつくトリッキーなプレーを強みにできるよう頑張っています。そのための身体の強さや、ショットの正確性をもっと高めていきたいですね。

健康管理やコンディショニングについては、特別なことはあまりしていません。食事は最低限、意識しますし、休養や睡眠も可能な限りとるようにしていますが、決めごとを作らず、自分自身にある程度の自由度をもたせて、なるべくストレスをためないことを大事にしています。
プレーで試合に引き込める選手に
パリ五輪は、私にとって、リオ、東京に続く3回目のオリンピック。4年に1度しかない特別な大会ですし、注目度の高さも普段の大会とは大きく違います。私自身、注目されることや一発勝負があまり得意ではないのですが、まずは自分が楽しくプレーして、納得して終われる大会にしたいと思います。その中で、見てくださる方にも楽しんでいただけるようなプレーができたらと思いますし、今後も世界中の方々をプレーで試合に引き込めるような魅力的な選手になっていきたいです。
(2024年7月3日に取材しました)
Profile ● やまぐち・あかね
1997年、福井県勝山市出身。
3歳で初めてラケットを握り、中学3年生時の2012年にアジアユースU19バドミントン選手権大会団体戦で金メダルを獲得。同年に史上最年少で日本代表に選出された。
高校ではインターハイを3連覇、2013・2014年の世界ジュニア選手権を連覇。
卒業後は再春館製薬所に入社。2021・2022年の世界選手権で連覇を達成した。
リオ、東京五輪は共にベスト8。3度目となるパリ五輪でメダル獲得を目指す。
