医療費節約 いろはのい:生活(歯・タバコ)

病院にかかれば医療費がかかるのは当然ですが、ほんの少しの心がけで医療費は節約できます。家計にやさしい受診のヒントをこっそりお教えしましょう。

歯ぐきを要チェック

 健保連の調査では、1年間の医療費のうち歯科が全体の16.5%を占め、1人当たり1万9,792円と最も高額になっています。特に注意したいのが45歳以上の2人に1人がかかるといわれる歯周病。歯ぐきに炎症を起こして歯を支える骨を溶かす病気で、歯が失われる一番の原因です。歯の本数は少ないほど医科の医療費は高くなることがわかっており、毎日の歯みがきで歯周病を予防することが将来の医療費節約につながります。歯科健診で定期的な歯ぐきのチェックも大切です。

■ 疾病別 医療費構成割合

■ 歯の本数と1年間の医科医療費の関係

有害物質は好きですか?

 害が少ないと思われがちな加熱式タバコの煙にも、紙巻きタバコ同様に発がん性物質やニコチンなどの有害物質が含まれています。吸い続ければ自分や周囲の人の健康を害し、いずれ高い医療費を支払うことになりかねません。そうとわかっていてもやめられないのは、ニコチン依存症という病気だから。ただ我慢するだけの禁煙は大変難しいため、医療機関で禁煙外来の受診がおすすめです。一定の条件で保険が適用され、医師らのサポートで無理なく成功率の高い禁煙に挑戦できます。

禁煙外来とは?

12週間に計5回の診察で、カウンセリングなどの心理療法や医療用ニコチンパッチなどの薬物療法が受けられます。紙巻きタバコだけでなく、加熱式タバコの人も対象です。
※ ニコチンパッチは薬局等でも購入できますが、医療機関ではより効果の高いものを処方できます。

【健康保険適用の条件】
  • ニコチン依存症判定テスト(TDS)で 5点以上
  • 35歳以上の方は、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上
  • 直ちに禁煙することを希望し、治療を受けるため文書で同意した方