子どもと感染症 日常で気をつけること

日常で気をつけること
監修 大川こども&内科クリニック 院長 大川 洋二
子どもは感染したことのないウイルスが多く、その抗体がないため感染症にかかりやすいようです。また、上気道炎から気管支炎になりやすく、心肺機能が未熟なため重症化することもあります。そのため、周囲の大人が適切に予防対策や対応をすることが大切です。
規則正しい生活で免疫力を保つ
免疫(ウイルスや細菌などの異物からからだを守るしくみ)をうまく働かせるために、生活習慣を整えましょう。
- 定められた月齢年齢で予防接種を受ける
- 早寝早起きを守り、しっかり睡眠をとる
- 1日3食、バランスの良い食事を規則正しくとる
- 感染に注意して適度な運動をする
手洗い・うがいなどで感染予防
ウイルスは口・鼻・目などの粘膜から感染するので、外出先から帰ってきたときや食事前は手を洗って手指を清潔に保ちましょう。自分で手を洗えない小さな子どもには、手指用のアルコール消毒液やアルコールを含むウェットティッシュを使います。
また、帰宅時のうがいを習慣化し、2歳以上の子どもは外出時はマスクを着用しましょう。2歳未満の子どもは、窒息や熱中症のリスクがあるためマスクは不要です。
室内環境にも注意
なるべくこまめに(少なくとも1時間に1回)換気を心がけ、室内の湿度は50〜60%に保ちましょう。
室内の除菌には、アルコール消毒液や、家庭用塩素系漂白剤を濃度0.05%に薄めたもの(濃度6%の製品の場合、ペットボトルキャップ1杯弱を500mlの水で薄める)が効果的です。ドアノブや電気のスイッチ、テーブルやイス、トイレなど子どもが触るところを中心に、また小さい子どもがいる家庭は、おもちゃや床、おむつ替えマットなども除菌するとよいでしょう。
