ワタシのトリセツQ&A 低用量ピルの効用とは?

女性の多くは、月経に伴う痛みや月経前症候群(PMS)、更年期症状など、女性特有の健康課題を抱えています。しかし、つらい心身の不調をひとりでがまんする必要はありません。正しい知識を味方につけて、上手に乗り切っていきましょう。

低用量ピルの効用とは?

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンが含まれており、避妊以外にも月経痛や月経前の不調を軽減する、月経周期を整えるなどの効用があります。女性がすこやかな日常生活を過ごすための選択肢として、知っておくとよいでしょう。
ピルを服用するには医師の診察が必要です
月経痛などの症状のある人は、治療の適応範囲であれば健康保険が使えます(自費になる場合も医師の診察は必要です)。
なお、血栓症の既往がある人、35歳以上で1日15本以上タバコを吸っている人などは服用できません。
低用量ピルの効用
低用量ピルは排卵を抑制する作用があるため、月経に関連する病気や心身の不調を改善する働きがあります。
効用(避妊以外)
- 月経困難症(月経痛など)の改善
- PMS(月経前症候群)の改善
- 月経不順の改善(月経周期が28日周期で安定)
- 過多月経の改善(月経量が減って貧血も改善)
- 子宮内膜症の治療
- 肌荒れ、ニキビ、多毛症の改善
- 卵巣がん、子宮体がんリスクの低減
- 良性の乳房疾患の減少 など
副作用
- 吐き気、不正出血、頭痛、乳房の張り など
(2〜3ヶ月で改善されることが多い) - 血栓症*
*リスクの高い人: BMI30以上の人、喫煙者、高年齢での服用など - 乳がんのリスクを上げる可能性
(定期的に乳がん検診を受けること)
