女性の健康Q&A 女性のがん

乳がんと子宮がんは、育児や仕事に忙しい働き盛りの世代に多いがんです。
乳がんは30歳代から、子宮がんは20歳代から増加し、いずれも40~50歳代がピークとなります。

がんは治らない?

一度がんになってしまうと治療は難しいと思っていませんか?
しかし、Ⅰ期(早期)で発見できた場合の5年相対生存率は、乳がんは100.0%、子宮頸がんは92.8%です。がんは早期発見できれば、治る確率もぐんと高くなるのです。

早期発見するためには?

自治体のがん検診や健康保険組合の婦人科オプションを利用して、定期的に健診を受けましょう。
また、乳がんは5割以上が自己触診をきっかけに見つかったというデータもあります。月に一度のセルフチェックを習慣にしましょう。

●乳がん検診

40歳以上の人は2年に1回、マンモグラフィー(乳房X線)検査をおすすめ
※40歳未満の人や高濃度乳房といわれた人は、乳腺密度が高くマンモグラフィーでは発見されにくいため、超音波(エコー)検査をおすすめします。

●子宮頸がん検診

20歳以上の人は2年に1回、細胞診(綿棒などで子宮の入口の細胞をこすり取る)をおすすめ

とくに注意が必要なのはどんな人?

次のような人はがんにかかるリスクが高いので、とくに検診を積極的に受けるようにしましょう。

●乳がんのリスクが高い人

・乳がんにかかった血縁の家族がいる人
・初潮年齢が低い人、閉経年齢が高い人
・初産の年齢が高い人
・出産経験がない人、授乳歴がない人
・肥満の人
・乳腺の病気になったことがある人

●子宮頸がんのリスクが高い人

・ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染したことがある人
・妊娠や出産の回数が多い人
・喫煙している人

●子宮体がんのリスクが高い人

・不規則な月経や無月経・排卵異常がある人
・妊娠や出産の経験がない人
・肥満の人