デジタルヘルス最前線 電子版お薬手帳

少子高齢化が進むなか、健康寿命の延伸と医療の効率的かつ効果的な提供のために、医療のデジタル化が推進されています。そこでこのページでは、あなたの健康づくりに役立つデジタルヘルスについて紹介します。アナログを脱却し、スマートで便利な生活にLet’s try!
紙→デジタルに!電子版お薬手帳とは?
電子版お薬手帳とは、スマホのアプリを使って、紙のお薬手帳と同様に、処方された薬の情報や過去のアレルギー、副作用の経験、既往歴などを記録・管理するものです。医師や薬剤師が患者の使っている薬をチェックできるため、飲み合わせなどによる健康被害を防げます。
アプリはさまざまな企業からリリースされていますが、基本的に無料で、ダウンロード後すぐに利用可能です。マイナポータル*と連携すれば、簡単に過去の薬剤情報等を取り込めます。紙と異なり携帯性が高いため、災害時や旅行先などさまざまな場面でも服用中のお薬を正確に伝えられます。飲み忘れ防止アラームなどの機能が充実しているのもスマホならでは。
* 政府が運営するオンラインサービスです。マイナンバーカードを健康保険証として利用するための申込みをすれば、薬剤情報のほか、マイナポータル上で特定健診の結果や診療情報・医療費を確認できます。
たとえばどんな機能があるの?
※機能はアプリによって異なります。
お薬情報の簡単登録
QRコードや手入力で登録できます。
処方薬だけでなく、市販薬の登録もできます。
日々の服薬管理
アラームをセットすれば服薬時間を通知してくれます。
服薬後の体調変化も記録できます。
処方せん画像送信
処方せんを撮影して、薬局に送信しておけば、
調剤を待たずにお薬を受け取れます。
家族の服薬管理
お子さんや高齢の親など、ご家族の分のお薬手帳も
1つのアプリで管理できます。
お薬手帳持参でお会計が安くなります
薬局で薬を調剤してもらう際には、「服薬管理指導料」が発生します。お薬手帳を持参した場合は3割負担で140円、そうでない場合の180円と比べ40円安くなります。
ただし、安くなるのは、「原則3ヵ月以内に同じ薬局で薬を処方してもらったとき」のみです。3ヵ月以上薬局に行かなかったときや、別の薬局で薬を処方してもらった場合はお薬手帳を持参しても安くなりません。
電子版お薬手帳を活用してみよう
❶ まずはお薬手帳アプリをダウンロードする
よく行く薬局にどのアプリなら使えるか
確認し、ダウンロードしよう。

❷ 病院で処方せんをもらったら、撮影して薬局に送る
調剤完了の連絡がくるまで
買い物でもしようかな。

❸ 薬局へ行って、お薬を受け取る
電子版お薬手帳があるので、
支払いが安くなった。

❹ 明細書のQRコードからお薬情報を取り込む
スマホのカメラをかざすだけで、
簡単に取り込めるんだね。

❺ 薬の時間にお知らせがくる
そういえばまだ飲んでなかった。
アプリのおかげで思い出せた!

※ オンライン資格確認のしくみを活用して、紙の処方せんを電子データで発行する「電子処方せん」も一部医療機関で運用開始されています。電子版お薬手帳と連携することでより便利になります。
