We Love Sports プロサッカー選手 前田 大然さん


常に全力でプレーして
チームの誰よりも走る
カタールW杯のピッチに立って
サッカーをはじめてから今まで、あまり先のことは考えずに、目の前の試合や練習に全力を注ぐことだけを考えて取り組んできました。初出場となった昨年のカタールW杯も、はじまる前はそこまで強く意識していたわけではなかったんです。でもいざW杯のピッチに立ってプレーしてみたら、次のW杯にも出たいという思いがとても強くなりました。多くのことを感じて、経験できたあの舞台にまた立ちたい。今はそこを目指して、全力でサッカーに取り組みたいと思っています。
チームのためにプレーする大切さ
サッカーとの出会いは小学4年生の時ですね。それまでは器械体操をやっていたんですが、体が硬くて柔軟が苦手だったので辞めたいと思っていたんです(笑)。ちょうどその時に引越しをしたんですが、新しくできた友達がサッカーをやっていて、誘ってもらったのがきっかけでした。
高校1年生の時、サッカー部の規律を破ってしまい、除籍の処分を受けてしまったことがあります。生活態度を改め、地道にトレーニングを続けて、1年後に部への復帰を認めてもらったのですが、その間、顧問の先生をはじめ、本当にたくさんの人に支えてもらいました。自分だけでは生きていけないんだということを身をもって感じましたし、相手や周りのことを考えて行動することの大切さを学ぶことができました。それはチームのためにプレーする意識にもつながりますし、今も自分にとって大きな財産です。

海外リーグでのプレーと生活
現在プレーしているスコットランドリーグは、日本とはプレーの強度がまるで違います。また、海外のほうが日本よりも「個人で戦う」局面がとても多い。そこに身を置いて戦っていることで、個人のスキルは上がっていると思いますし、これからも高めていきたいと思っています。
普段の食事はあまり神経質にはならずに食べたい物を食べています(笑)。ストレスがたまらないこのやり方が自分には合っているんでしょうね。ただ、家では妻が日本食を作ってくれて、毎日バランスのよい食事を摂れているので、妻にはとても感謝しています。
普段の練習から常に全力で
全力で走った後も息切れがすぐ収まるのは自分の生まれつきの持ち味ですが、練習から常に全力でプレーするようにしてきたことも大きいと思っています。練習でも100% でプレーしないと、試合で力を発揮することはできません。だから、普段からチームの誰よりも走り、攻守に貢献することを心がけています。もう一度、W杯の舞台に立つために、日々全力でプレーして、成長していきたいです。
Profile

1997年、大阪府南河内郡出身。小学4年からサッカーをはじめる。
2016年、松本山雅FCに入団、Jリーグデビュー。50mを5.8秒で走るスピードと豊富なスタミナを武器に、横浜F・マリノス所属の2021年にJ1リーグの得点王に輝く。
2021年12月にスコットランドリーグ、セルティックFCへ移籍。
2022年カタールW杯の日本代表に選出され、1得点を記録した。
