いざというときに役立つ応急手当 ギックリ腰の対処法

「前かがみで重いものを持ち上げる」ときだけでなく、顔を洗う・靴を履くなど「前かがみの姿勢」になるときや、ベッドから立ち上がる・くしゃみをするなど「急に姿勢を変えたとき」といった、ごく日常的な動作がきっかけになることもあります。日ごろから運動をしている人や若い人でも油断はできません。

ギックリ腰になってしまったら

発症直後は身動きできないくらい痛みが強いはずです。
まずは横になって、腰に負担がかからない楽な姿勢をとってください。


医学的には「急性腰痛症」と診断される「ギックリ腰」は、腰の筋肉の肉離れや腰椎(背骨)の関節部分のずれなどが原因で、ある日突然発症します。激痛で動けなくなる前に対処法を知っておけば、イザというとき安心です。

1.痛みが落ち着いたら

2〜3日安静にして痛みが落ち着いたら、中腰にならないなど姿勢に注意しながら、少しずつ無理のない程度に動いた方が回復が早まります。自分の状態に合った体操や運動については、整形外科で相談するとよいでしょう。

2.こんな症状は要注意!

腰の痛みに加えて次のような症状が続くときは、骨の異常や内臓の病気が原因かもしれません。早めに整形外科を受診して正しい診断を受けてください。

  • 足がしびれて歩けない
  • 腰だけでなく背中も痛い
  • 熱が出る、冷や汗が出る
  • 尿や便に異常がある
    など

3.接骨院・整骨院へ行こうと思っている方へ

ギックリ腰は急性の症状であれば、接骨院・整骨院でも健康保険が適用されます。ただし、整形外科での治療に比べて、接骨院・整骨院で受けられる施術は限定的です。できるだけ、整形外科の受診をおすすめします。
また、同一の負傷について同時期に病院(整形外科など)にかかっていると、接骨院・整骨院では健康保険は適用されず自費扱いとなるので注意が必要です。