免疫力をつけてカゼ予防
カゼ予防には免疫力をつけるのが有効です。食事と入浴でしっかり対策していきましょう。
整腸作用や抗酸化作用のある食材は、免疫力をアップさせます。また、からだを温める食材を使った料理を食べたり、入浴などでからだを温めることも免疫力のアップに効果的です。
なお、インフルエンザ対策には予防接種が有効です。
監修 ひらつか生活習慣病透析クリニック院長 本間康彦
食事で
ビタミンAやビタミンCなどは抗酸化作用により、免疫力を高める働きがあります。また、一般に、寒い地方・寒い季節にとれるものや根菜類などはからだを温めるといわれています。
そのほか、ネギやショウガ、トウガラシといった薬味類にも発汗を促したり血行を促進する効果があります。
カゼ予防に効く成分
抗酸化ビタミン、ヨーグルト・納豆などの整腸作用のある食材
| ビタミンA | 鼻、のどの粘膜を強くして病原体の侵入をブロックする。 鮭、レバー、ニンジン、春菊など |
| ビタミンC | からだの免疫力を高める。 イチゴ、小松菜、ピーマンなど |
| ビタミンE | 血行をよくする。 アーモンド、ゴマ、カボチャなど |
| カテキン | 殺菌作用があり、カゼのウイルスを死滅させる。 緑茶など |
入浴で
からだを温めるには入浴がいちばん。お風呂の蒸気はのどを潤すのでカゼの予防効果も期待できます。
熱いお風呂では短時間しかつかっていられないので、からだの表面しか温まりません。40℃くらいのお湯にゆっくりつかるようにしましょう。半身浴や足湯も効果的です。
足湯
バケツまたは洗面器に40~43℃のお湯をはり、椅子に腰かけて両足をくるぶしまでひたします。お湯が冷めないよう、さし湯をしながら10~20分温めましょう。発熱などで入浴できないときにもおすすめです。
半身浴
みぞおちから下の部分だけ30分程度お湯につかります。心臓への負担が少なく、全身浴と同じくらい血液循環がよくなるので、血圧の高い人や心臓病など循環器に問題のある人にとくにおすすめです。冷えないよう、肩から乾いたタオルをかけましょう。
こんな習慣は免疫力ダウン
| タバコ | タバコに含まれる有害物質や喫煙による参加促進が免疫力低下を引き起こします。 |
| 過労・ストレス | 免疫力を抑制するホルモンが増加して、免疫力が低下します。 |
| 甘いものやスナック菓子をよく食べる | 食事のバランスが乱れるため、免疫力が低下します。 |
| 運動不足 | 血流が悪くなると免疫細胞が十分に全身に行き渡らず、免疫力が低下します。 |
インフルエンザは予防接種で
この季節はインフルエンザにも要注意。予防接種を受けると、インフルエンザにかかりにくくなり*、もしかかっても重症化を防ぐことができます。ワクチンの効果が持続する期間は限定的なので、毎年受けましょう。
*感染を100%予防するものではありません。
こんな人にとくにおすすめ
- 高齢者
- 持病のある方
(慢性呼吸器疾患、心血管系疾患、腎疾患、肝疾患、血液疾患、糖尿病など)
肺炎の原因となる肺炎球菌のワクチンも併せて接種すると安心です。
子どものカゼ・インフルエンザには要注意
市販の薬を服用するとき
15歳未満の子どもが発熱して市販の解熱剤を服用するときは、アセトアミノフェン系の「小児用」と明記されたものを使用してください。大人用を服用すると、急性脳炎をおこす危険があります。薬局等では、子どもの年齢と症状を薬剤師に伝えて相談しましょう。
インフルエンザにかかったとき
突然の高熱(38℃以上)、全身倦怠感、筋肉痛や関節痛などの症状が見られたときは、インフルエンザの可能性があるので、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。抗インフルエンザウイルス薬は、発症後48時間以内の使用が効果的です。感染力が強いので、周りの人にうつさないよう、マスクをして行きましょう。
インフルエンザを発症した場合の学校の出席停止期間は、発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまでとなっています。
詳しくは厚生労働省のインフルエンザ対策ページをご覧ください。
