がん検診を受けよう 乳がん

日本では、乳がんが急激に増加しており、毎年約90,000人が新たに乳がんと診断されています。
また、乳がんによる死亡数(女性)は、2013年から毎年13,000人を超えています。

どれくらいの人が乳がんにかかっている?

生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在12人に1人と言われており、30歳代から患者数が増加しはじめ、40歳代後半~50歳代前半でピークを迎え、家庭や仕事で重要な役割を担う世代の女性に多い病気といえます。
その一方で、全国の乳がん検診受診率は、40~69歳で34%程度とまだまだ低い状況となっています。あなたやあなたのご家族はいかがでしょうか。自治体の乳がん検診や健保のオプション検診のご案内を受け取った方は、必ず受診しましょう。

とくに注意が必要な人

下記の方は乳がんにかかるリスクが高いので、とくに若いうちから自分の乳房に注意して、乳がん検診を積極的に受けることをおすすめします。

  • 乳がんにかかった血縁の家族がいる人
  • 初潮年齢が低い、閉経年齢が高い人
  • 最初の出産が30歳以上の人
  • 出産経験のない人
  • 乳腺の病気になったことがある人
  • 肥満の人

乳がん検診はどんな内容?

乳がん検診には、主に視触診とマンモグラフィー検査、超音波(エコー)検査があります。
マンモグラフィーとは乳房専用のX線撮影装置のことで、しこりをつくる前のごく初期の乳がんを発見できますので、40歳を過ぎたら2年に1回は受けるようにしましょう。
40歳未満については、乳腺発達の時期にあり、マンモグラフィーでは詳しい所見が得られず、エコーの方が有効な場合があります。

おかしいなと思ったら乳腺外科へ

乳がんは自分で発見できる唯一のがんです。月に1度、乳房にしこりやひきつれなどがないか、自己チェックをしましょう。
異常が見つかった場合はすみやかに乳腺科や乳腺外科で診察を受けてください。
早期乳がんでは、高い生存率が期待でき、乳房を温存することもできますので、定期的な検診と自己チェックで早期発見することが、とても重要です。